- 産業(実務)翻訳に興味があるけど単価の基準がよくわからない
- AIの影響で翻訳単価が下がってるってホント?
- フリーランスの産業(実務)翻訳者の平均年収はどのくらい?
- 翻訳単価や年収を上げるコツを知りたい!
産業(実務)翻訳に興味がある皆さん、フリーランスでどのくらい稼げるのか不安に思っていませんか?
現役翻訳者さんの中には、翻訳単価や年収アップを目指している方もいるでしょう。
フリーランスとして産業(実務)翻訳で安定収入を得るには、スキルアップや実績作り、受注案件の幅を広げることが重要です!

「AIの登場で翻訳単価が下がってる」という話も気になるけど・・・



確かに単価が下がっているケースもあります。
その分、MTPEなどの案件にも対応できるようにしたいですね



MTPE*¹ってなに?



AIが翻訳した訳文を人間がチェックして修正することです。
「ポストエディット」とも呼ばれています
*¹ Machine Translation Post Editingの略
近年ではMTPE案件が増えてきているので、対応できると有利です!
- 翻訳単価は案件の種類・分野・経験などによって異なる
- AIの導入によりMTPEに移行→単価を下げる会社が増えている
- 英日/日英翻訳ともに年収の平均値は500~600万円
- あらゆる案件に対応できる柔軟性&翻訳品質の向上が年収アップのカギ
AIによる影響はあるものの、スキルアップや柔軟な対応といった「やるべきこと」は変わりません。
「簡単な翻訳なら初心者でもできる」は真っ赤なウソで、高度な英語力と翻訳スキルは必要不可欠です。



そもそも、受注時に「簡単な翻訳」を選ぶことなんてできませんからね・・・
現役翻訳者の私が「フリーランス翻訳者の報酬形態や平均年収」「年収アップに向けた戦略」「業界で生き残るために必要なこと」を詳しく解説します。
フリーランス翻訳者の基礎知識


「フリーランス」という言葉の定義を解説したうえで、フリーランス翻訳者の仕事内容・働き方・メリットを解説します。
フリーランスと業務委託の違いは?


「フリーランスは労働する人」、「業務委託は雇用形態のひとつ」が辞書上の定義です。
一方で、フリーランスには「特定の企業や組織に属しない自由な雇用形態」という意味もあります。
どちらも同じように解釈されがちですが、厳密には「業務委託で働くフリーランス」が適切です。



「フリーランス」と「フリーランサー」はどう違うの?



どちらも「自由契約者」のことです。
フリーランスは「自由契約で働く」という形容詞として使われる場合もありますね
フリーランス(英: freelance)は、特定の企業や団体に所属したり、特定の組織の活動に専従したりしておらず、したがって雇用契約や労働契約の関係を結んで労働力を提供するのではなく、業務委託などにより自らの技能をサービスや成果物を通じて提供することによって生活する、社会的に独立したライフスタイルの個人事業主を指す総称である
引用元:Wikipedia
【形】副自由契約の[で]、フリー(ランス)の[で]
【動】フリーランサーとして[フリーで]仕事をする、自由契約で働く
引用元:小学館 プログレッシブ英和中辞典(goo辞書内)
1 当事者の一方が、ある一定の仕事を相手方に依頼し、相手方が自己の裁量と責任においてその仕事を行うこと。受託者はその社会的立場に応じて通常期待される程度の注意を払うことが求められる。
2 個人が企業等から、労働契約以外の役務提供契約により委託を受け、自営の形態で業務を行い、報酬を受け取ること。
引用元:デジタル大辞泉(コトバンク内)
フリーランス翻訳者の主な働き方
フリーランス翻訳者のほとんどが、仕事の受注&納品を在宅で行っています。
翻訳会社と業務委託契約を結んで案件を受注し、期日までに納品するという流れが一般的。
フリーランスは特定の企業や組織に属さないため、副業として翻訳業務を行うことも可能です。
- 国内/海外の翻訳会社と業務委託契約を結ぶ
- クラウドソーシングサービスに登録する
- 自社サービスとして翻訳を提供する
- フルタイム:1日7~9時間程度の勤務
- パートタイム:1日2~3時間程度の勤務
- フレックスタイム:勤務時間の制限なし



クラウドソーシングでも継続的に仕事をもらえるの?



クラウドソーシングでは単発の案件が多く、1つの仕事を納品したら次の仕事を獲得するというケースが多いですね
フリーランスで生計を立てている翻訳者の多くは、クラウドソーシングではなく翻訳会社から案件を受注しています。
社内(インハウス)翻訳者との違い


社内翻訳者とフリーランス翻訳者の大きな違いは「特定の企業や組織に属しているかどうか」です。
社内翻訳者は企業や組織と正規雇用契約を結び、社内(オフィス)に常駐して仕事を行います。



つまり、「会社員として働く翻訳者」のことですね
「インハウス」や「オンサイト*²」は社内で働く就業形態のことで、翻訳業界では良く使われる用語です。
*² 厳密には「オンサイト=期間限定/プロジェクト単位で仕事をする非常勤の就業形態」「インハウス=常勤」のような区別がありますが、「インハウス」と同義で使用されるケースが多くなっています。
社内(インハウス)翻訳者の雇用形態は、正社員・契約社員・派遣社員などが一般的。
会社員として企業の翻訳業務を行うため、業務内容や就業時間はある程度固定されています。



フリーランスには時間の縛りがないもんね?



そうですね。
納期さえ守れば自分のペースで働けます



社内翻訳者の安定性はどう?



フリーランスよりも収入が安定していますし、福利厚生などのメリットも受けられますよ
一方で、「社内翻訳者は激務なのに稼げない」という声も・・・。
やればやるだけ報酬を得られるフリーランスに魅力を感じ、社内翻訳者から転身する方も少なくありません。
フリーランス翻訳者の主な報酬形態


フリーランス翻訳者は、主に以下の形態で報酬を得ています。
- ワード単価制(完全出来高制)
- 時給制
- 固定報酬制
ワード単価制(完全出来高制)


「ワード単価制」では、英語1ワードあたりの単価×翻訳したワード数に応じて報酬が決まります。
1ワードあたりの単価が10円の場合:2,000ワード翻訳すると20,000円 (10×2,000=20,000)



出来高制なので、翻訳したワード数の分だけ報酬を得られます
ワード単価は分野や経験年数によって大きく変わるため、初心者のうちは「低単価で稼げない」と感じることもあるでしょう。
一方で、「期限内にノルマをこなせれば時間に縛られずに済む」というメリットもあります。
完全出来高制の基準はワード単価が一般的ですが、A4用紙1枚分・1プロジェクト単位などで設定している会社もあります。
時給制


「時給制」では、時給(1時間あたり○円)×作業時間数で報酬が決まります。
時給2,000円の場合:6時間作業すると12,000円 (2,000×6=12,000)
翻訳したワード数にかかわらず、働いた時間だけ報酬をもらえるというシンプルな形態です。
ワード単価と同様に、スキルや経験年数によって時給が大きく変わります。
ワード単価の場合は「翻訳にてこずると大幅な時間がかかる」というデメリットがあるため、時給制を好む翻訳者もいます。



コンスタントに数時間の作業ができる場合は、時給制のほうが働きやすいかもしれません
固定報酬制


「固定報酬制」ではあらかじめ日給や月給が決まっているため、基本的に収入の変動はありません。
例:日給:10,000円/月給:25万円 など
翻訳・レビュー・MTPEなどの業務においては、あまり一般的ではない報酬形態です。
固定報酬制が設定されている例として、翻訳プロジェクトの品質管理やスケジュール管理を行う「プロジェクトマネージャー(PM)」や「翻訳コーディネーター」などが挙げられます。



PMやコーディネーターは管理者なので、固定報酬制や時給制が多くなっています
【英日&日英】ワード単価の設定基準とAIによる影響


英語を扱う産業(実務)翻訳では、以下の2つの業務パターンがあります。
- 英日翻訳:英語の原文を日本語に翻訳する
- 日英翻訳:日本語の原文を英語に翻訳する
英日翻訳と日英翻訳では、同じワード単価制であっても単価の基準が異なります。
英日翻訳のワード単価と設定基準


英日翻訳の単価制では、主に以下の基準が設定されています。
- 原文ベースの単価:英語の原文1ワードあたり◯円
- 訳文ベース:訳した日本語400文字(原稿用紙1枚分)あたり◯円
体感的には原文ベースの会社が多いと感じますが、訳文ベースで報酬を受け取った経験もあります。
原文ベースの場合、産業翻訳(英日)の単価の相場は7~10円程度です。
1ワードあたり:7円~15円
仮に英日翻訳の仕事で1万ワードの場合で翻訳レートが15円の場合、
10,000ワードX15円=150,000円引用元:翻訳者ネットワークアメリア



私が初心者の頃は、ワード単価(原文ベース)5~6円の仕事を受けていました
一方で、訳文ベースの単価相場は400文字(原稿用紙1枚)あたり1,000円~3,500円となっています。
原稿用紙1枚につき:1,000円~3,500円が相場となります。
どちらのケースでも翻訳者が受け取る報酬の計算は、
・翻訳レートX翻訳したボリューム引用元:翻訳者ネットワークアメリア
訳した分だけ報酬を得られるという明確さがある一方で、原文の難易度や専門性、翻訳者のスキルによって不公平さが生じてしまうこともあります。
たとえば、以下のような問題が指摘されています。
- 原文の英語がわかりにくい/誤っている場合、訳出に時間がかかる
- 原文の英語が専門的&高度である場合、訳出に時間がかかる
- 同じワード数であっても、経験やスキルによって訳出スピードに差が出る
日英翻訳のワード単価と設定基準


日英翻訳の単価制では、主に以下の基準が設定されています。
- 原文ベースの単価:日本語の原文1文字あたり◯円
- 訳文ベース:訳した英語200ワードあたり◯円
単語数や訳出にかかる時間の基準が異なるため、単価の相場も英日翻訳とは違ってきます。
産業翻訳(日英)の単価の相場は、原文ベースでは4~10円程度、訳文ベースでは200ワードあたり1,500円~4,000円程度です。
・原文ベースの一文字あたりの単価:4~10円
・訳文ベースの場合200ワードあたりで:1,500円~4,000円引用元:翻訳者ネットワークアメリア
AIの導入による翻訳単価への影響
AI機械翻訳の導入により、翻訳単価の低下が懸念されています。
翻訳単価がダウンするというよりも、MTPEなどの案件需要が増えている傾向にあります。
「一から訳出する翻訳(Translation)」に対して、「AIが訳したものを修正するMTPE」の割合が高まっていると言えるでしょう。



レビューやMTPEの場合も単価は同じなの?



ここで紹介した相場は「翻訳(Translation)」の単価です。
レビューやMTPEの単価はこれよりも低くなります
翻訳会社や翻訳者の経験・スキルによって異なりますが、レビュー/MTPEの単価の目安は以下を参考にしてください。
- レビュー(Review):翻訳単価の30〜50%程度
- MTPE(Machine Translation Post Editing):翻訳単価の60〜70%程度
AI時代でも安定収入を維持するコツについては、以下の記事もご覧ください。
【分野別】フリーランスの英日/日英翻訳者の単価と年収を調査!


ランサーズでアンケートを実施し、英日翻訳者50名・日英翻訳者50名の翻訳分野・単価・年収を調査しました。
アンケートの概要と回答者の内訳
- フリーランス(業務委託)で定期的に英日/日英翻訳の仕事を受注している翻訳者(各50名)
- ワード単価制(完全出来高制)で報酬を得ている
- 6か月以上翻訳業務に従事している
※リモート・オンサイトなどの就業場所は不問
各言語ペアごとに、回答者の専門分野をまとめました。
英日翻訳


日英翻訳


英日翻訳︰翻訳分野別の平均単価


翻訳分野別に、英日翻訳者50名の平均単価を算出しました。


1ワード8円台が最も多くなっており、分野による大きな差はない印象です。
メディカル分野では他分野よりも平均単価が高く、高度な専門知識が考慮されていることがわかります。
英日翻訳︰翻訳分野別の平均年収


英日翻訳者の年収についても、分野別に平均値を算出しました。


500万円台が最も多く、翻訳単価と同様に分野による大きな変動は見られません。
翻訳単価が高めであるメディカル分野では、平均年収も高い傾向にあります。
日英翻訳︰翻訳分野別の平均単価


次に、日英翻訳の分野別平均単価も見てみましょう。


英日翻訳の単価と同様に、メディカルの単価が最も高くなっています。
一方で、専門的な要素が多い法務や学術/研究分野でも、他の分野との大きな差異は見られませんでした。
日英翻訳︰翻訳分野別の平均年収


日英翻訳者についても、翻訳分野別に平均年収を算出しました。


日英翻訳の場合、全体的な年収の平均値が英日翻訳よりも低くなっています。
翻訳分野による差はあるものの、年収500万円前後の方が多いようです。
今回実施したアンケート結果は、あくまで参考としてご活用ください。
翻訳団体「日本翻訳連盟(JTF)」によるクロス調査の結果もぜひご覧ください。
フリーランス翻訳者が年収アップのためにやるべきこと


フリーランスとして安定収入を確保し、年収アップを目指すための戦略について解説します。



私が実際にやってきたことを3つ紹介します
翻訳スキルの向上による単価&時給アップ
ワード単価制や時給制の場合は、若干の単価&時給アップでも年収が大きく変わります。
すでに実務経験を積んでいる翻訳者であっても、常に英語&翻訳スキルのブラッシュアップを意識しましょう。



私も毎日アプリ学習を続けています
単価や時給の交渉をするうえで、翻訳品質の担保は欠かせません。
継続的に高品質な翻訳を提供できていれば、実績評価による報酬アップを実現しやすくなります!
- 専門とする分野の知識を身に付ける
- 翻訳講座やセミナーでスキルを磨く
- スタイルガイドなどのルールを徹底する
- 繰り返しのミスや納期遅れをゼロにする
管理ポジションへの昇進


翻訳会社によって業務体系はさまざまですが、チーム内に品質管理者を配置している会社もあります。
その他にも、プロジェクトの統括管理やクライアントとの連携を担う管理者が活躍しています。
- リード翻訳者(Language Lead=LL):主に翻訳チームに配置され、翻訳品質の管理やトレーニングを行う
- プロジェクトマネージャー(PM):スケジュールに沿ってプロジェクトの発注・管理などを行う
- 翻訳コーディネーター:クライアントと連携し、プロジェクトの予算調整やスケジュール調整などを行う
これらの管理ポジションの場合、時給制や固定報酬制で安定的な報酬を得られる可能性が高まります。
フリーランスを採用している会社も多いので、翻訳スキルや統括力に自信がある方は挑戦してみてください!
収入源の拡大よるリスクマネジメント
経験やスキルがある翻訳者であっても、仕事量や単価の減少に悩まされることがあります。
翻訳者の収入を左右する要因は、時期的な需要の増減、情勢の変化、会社の予算問題などさまざまです。
こうした変化に備えて、柔軟に仕事を受注できるように意識しましょう。
リスクマネジメントの例
- MTPE案件にも対応できるようにする
- 翻訳以外の仕事も経験しておく
- 登録先(翻訳会社)に営業して案件を獲得する
翻訳単価や年収が下がった場合の対処法


単価や時給の値下げや案件量の減少などにより、年収が下がってしまうケースもあります。
私が行っている対策を3つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。
MTPE(ポストエディット)業務にも対応できるようにする
MTPEの需要が高まっているため、対応できるようにしておくと良いでしょう。
MTPEは、AIが訳出したものをチェックして手直しする重要な仕事です。



翻訳者(人)が訳したものを手直しするレビューとは違うの?



AIの直訳的な表現が多いので、レビューよりも時間がかかることもありますね・・・



MTPEで注意すべきことは?



訳抜けや誤訳を修正するだけでなく、表記の統一や原文の意図を反映させることが重要です
多くの場合、翻訳支援ツール(CATツール)を使用してMTPEを行います。
ツールの使い方も含めて、MTPEの手順を習得しておくと有利です。
翻訳学校「フェロー・アカデミー」では、不定期でMTPEに関する講座も開講しています。
複数の翻訳会社から柔軟に仕事を受注する


案件を継続的に受注するために、登録先の翻訳会社を増やしておくことも効果的。
「同時に複数の会社から仕事をもらうのではなく、仕事量が減ったときのために登録しておく」というイメージです。



ぺんさんは何社から案件をもらってるの?



主に2社から受注していますが、案件の量が少ない時期もあるんです



そんなときのために登録先を増やしておくんだね!
AIの影響で受注量が減り、新たに翻訳会社のトライアルを受験するベテラン翻訳者もいます。
常にマイナスの影響を想定し、登録先の拡大や営業活動を怠らないようにしましょう。
翻訳会社の選び方については、以下の記事をご覧ください。
翻訳スピードよりも品質を重視して信頼を得る
「翻訳スピードが上がればより多くの報酬を得られる」と思われがちですが、これは正解でも誤解でもあります。
ある程度の翻訳スピードを維持しつつ、質の高い訳文を提供できれば理想的。
AIが導入されたことを受けて、近年では「原文の意図を忠実に反映した良訳」がさらに重要視されています。
翻訳業務をこなしながら実績を積むだけでなく、セミナーや講座などを活用して継続的なスキルアップを心がけましょう。



どんな時代でも重宝されるのは「良質な翻訳を提供できる翻訳者」です
フリーランス翻訳者の単価&年収に関するよくある質問


翻訳単価や年収に関する「よくある質問」に回答します。
英日翻訳と日英翻訳のどちらが稼ぎやすい?
どちらか一方が稼ぎやすいということはありません。
英日翻訳と日英翻訳では単価や時給の基準が異なるため、翻訳者のスキルや作業時間にも大きく影響します。
「英日にも日英にも対応できるのであれば両方」「英日のほうが得意ならば受注量を増やす」といった工夫をしつつ、年収アップを目指しましょう。
AI機械翻訳の影響で翻訳単価は下がるの?
翻訳案件よりもMTPE案件のほうが単価が低くなります。
AIの影響でMTPE案件が増えているため、翻訳をメインに受注していた方にとっては単価ダウンとなるケースもあるでしょう。
つまり、「受注する案件によっては翻訳単価が下がる」ということです。
フリーランス翻訳者が翻訳一本で生計を立てるのはムリ?
受注できる案件の量や作業時間に左右されるため、一概に「ムリ」とは言えません。
翻訳を専業とするフリーランスの中には、月30万円以上の安定収入を維持している方も多くいます。
受注量や単価の減少に備えて、翻訳以外にも受けられる業務を確保しておくと良いでしょう。



ぺんさんも添削やライティングの仕事をすることがあるもんね!



はい!
英語や言語関連の仕事を確保しておくと安心ですよ
フリーランス翻訳者の年収アップには実績作りと柔軟性が必要!


今回は、現役翻訳者の私が「フリーランス翻訳者の報酬形態や平均年収」「年収アップに向けた戦略」「業界で生き残るために必要なこと」を解説しました。
この記事のポイントをまとめると・・・
- 翻訳単価は案件の種類・分野・経験などによって異なる
- AIの導入によりMTPEに移行→単価を下げる会社が増えている
- 英日/日英翻訳ともに年収の平均値は500~600万円
- あらゆる案件に対応できる柔軟性&翻訳品質の向上が年収アップのカギ
AIの影響で翻訳単価や仕事量に変化が生じていますが、翻訳経験を積みながら継続的にスキルアップすることが重要です。
質の高い翻訳を提供できれば、単価アップや年収アップにつながります!