- TOEICのリーディングパートで時間が足りない!
- TOEICの長文を速く読むコツを知りたい
- TOEICリーディングの目標スコアを達成するために最適な時間配分は?
TOEIC学習者の皆さん、リーディングのスコアが伸びないことに不安を感じていませんか?
「TOEICパート7の時間が足りない!」「リーディング速度が上がらない」と悩んでいる方もいるでしょう。
この記事では、TOEIC960点の私が「TOEICリーディングパートで時間が足りないときの対策」「TOEIC目標スコア別の時間配分」「リーディング問題を速く解くコツ」を解説します。

TOEICリーディングは時間勝負だと言うけど、毎回パート7で時間切れになっちゃう・・・



ずっと長文を読んでいると、途中で集中力が切れてしまいますよね



ぺんさんは時間内に全問解き終わってるよね。リーディングパートで時間配分してるの?



パート5と6を速く解ける語彙力・文法力を身に付けて、パート7でたっぷり時間を使えるようにしています!
- TOEICリーディングパートで時間が足りない場合は語彙力・文法力を強化しよう
- TOEICリーディングパート別の出題パターンと解き方を知っていると問題を速く解ける
- TOEICリーディングにおすすめな時間配分は「パート5:11分」「パート6:10分」「パート7:54分」
記事を読むと「TOEIC® L&R Testの目標スコアに合わせた時間配分」がわかるので、焦ることなくリーディング問題に集中できます。
TOEICリーディングの基本的な対策は、頻出単語のインプットと文法力の強化です。
TOEICパート5と6を重点的に対策して、リーディング問題を全問解ききれるように練習しましょう!
※この記事での「TOEIC」とは「TOEIC® Listening & Reading Test」のことです。
名称の表記は、IIBCのガイドラインに準拠しています。(「TOEIC® L&R Test」のような略称を含む)
TOEICリーディングパートの問題構成と時間配分の重要性


TOEIC® L&R Testはリスニングパートとリーディングパートに分かれています。
TOEICリスニングパートでは音声ガイダンスに従って問題を解きますが、リーディングパートでは自分で時間を配分しなければなりません。
まずは、TOEICリーディングパートの問題構成と時間配分が必要な理由を理解しておきましょう。
TOEICリーディングパートの問題構成
TOEICのリーディングパートはパート5・パート6・パート7の3パートで構成されており、解答の制限時間は75分です。
パート5 | 短文穴埋め問題 30問 不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選んで解答用紙にマークする。 |
パート6 | 長文穴埋め問題 16問 不完全な文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選んで解答用紙にマークする。各長文には設問が4問ずつある。 |
パート7 | 1つの文書: 29問 複数の文書: 25問 いろいろな文書が印刷されている。 設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選んで解答用紙にマークする。 文書内に新たな一文を挿入するのに最も適切な箇所を選ぶ設問もある。各文書には設問が数問ずつある。 |
TOEIC® L&R Testでは、リスニングパート(約45分)が終了したらすぐにリーディング問題を解き始めます。
TOEICパート5とパート6では穴埋め問題のみが出題されますが、長文読解力が問われるパート7は難易度が高め。
制限時間内にリーディング問題を解き終えることは難しいため、TOEICリスニングパートよりも平均スコアが低めです。



TOEIC初中級者の場合は、全問を解ききれずに「塗り絵*¹」してしまう方が多いようです
*¹ 塗り絵:TOEICリーディングパートで制限時間内に解けなかった問題を適当にマークすること。マークシートを適当に塗りつぶすことから「塗り絵」と呼ばれている。
TOEICリーディングのスコアアップに時間配分が必要な理由
TOEIC® L&R Testでスコアに伸び悩んでいる方は、リーディングパートでの正答率が低い傾向にあります。
TOEICリーディングパートの正答率が低い理由の一つは「問題を最後まで解く時間がない」こと。
TOEICパート5やパート6で考えすぎてしまうと時間切れになるため、各リーディングパートごとにあらかじめ時間配分を決めておきましょう。
- パート5でわからない問題は後回しにする
- パート5とパート6を20分以内に解き終える
- パート7の問題文を先読みして本文を読む時間を確保する



ってことは、パート5が得意な人が有利だよね?



そのとおり!
近年のTOEIC® L&R Testでは語彙・文法問題が難化しているので、パート5を攻略できると楽になります
TOEICリーディングパートで時間が足りない理由と対処法


TOEIC® L&R Testのリーディングパートは、75分間で100問の問題を解くという難関パートです。
「リーディングの時間が足りない!」と悩んでいるTOEIC受験者は、以下の悩みを解消すれば適切に時間を配分できます。
- 語彙力や文法力が足りていない
- TOEICリーディング問題の解答パターンを把握できていない
- 長文問題を何度も読み返してしまう
語彙力や文法力が足りていない
TOEICリーディングパートでは、パート5で短文穴埋め問題が30問出題されます。
TOEICパート5に時間がかかってしまう場合は、語彙力や文法力が不足しているかもしれません。
「TOEICリーディングの最重要スキルは読解力」だと思われがちですが、語彙力・文法力が上がれば自然と長文を読みやすくなります。
語彙力・文法力を上げるためにやるべきこと
- TOEIC向けの単語帳や単語アプリで頻出単語を暗記する
- TOEIC公式問題集を解いて意味がわからなかった単語をリストアップする
- TOEICの文法問題集1冊をマスターする
TOEICパート5で出題される語彙・文法問題は「知っていれば解ける」知識問題です。
パート5の解答時間を短縮するために、まずはTOEICに特化した「銀のフレーズ」や「金のフレーズ」で頻出単語を覚えましょう。
頻出単語を覚えた後に「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」などの文法問題集を1冊やり込めば、パート5とパート6を速く解けるようになります。
TOEICパート5対策におすすめな参考書・問題集は、以下の記事で紹介しています。
TOEICリーディング問題の解答パターンを把握できていない


TOEICのリーディング問題には一定の出題パターンがあるため、英語の知識だけでなく解答テクニックも身に付けておきましょう。
TOEICリーディングパートの出題パターンと解答テクニックは以下のとおりです。
リーディングパート | よくある出題パターンと解答テクニック |
---|---|
パート5 | ・態が違う動詞が並んでいる:文章の時制(現在・過去・未来)を判別する ・形が違う単語が並んでいる:前後の単語に合った品詞(名詞・形容詞・動詞・副詞など)を見極める ・意味が違う単語が並んでいる:文意に合った単語を選ぶ ・一語だけでは意味が通らない:前後の単語と組み合わせられる熟語を見つけ出す |
パート6 | ・長文の前半部分に空欄がある:過去の話なのか未来の話なのかを判断して読み進める ・メールで相手の回答が求められている:回答方法や連絡すべき相手、期限などに関する文を探す ・空欄の直前にネガティブな内容が書かれている:リスクを避けるための対処法が書かれた文を探す ※語彙・文法問題の出題パターンと解答テクニックはパート5と同様 |
パート7 | ・「何について述べられているか?」という意図問題:問題文と選択肢にある単語の同義語を本文中から見つけ出す ・「このツアーに含まれていないものはどれですか?」というNOT問題:本文中で複数の項目が羅列されている箇所を探す ・「この飛行機は何時に出発しますか?」というピンポイント問題:本文中で時間や数量、日時が書かれている箇所を確認する |
TOEICパート7では、問題文にも一定のパターンがあります。
TOEICリーディング問題で時間がなくなってしまう方は、以下の問題文の意味をあらかじめ理解しておきましょう。
TOEICパート7でよく出題される問題文の例
- What is suggested about…? (何が意図されていますか?)
- What will 人 most likely do next? (◯◯さんはこれから何をする可能性がありますか?)
- In the webpage, the word “xxx” in paragraph 1, line 2, is closest in meaning to…
(Webページの1段落目2行目にある「xxx」という単語に意味が近いものはどれですか?) - What is NOT a stated requirement for… (…の要件のうち文中で述べられていないものはどれですか?)
長文を何度も読み返してしまう


TOEICリーディングパートでは、パート6とパート7で長文の精読が求められます。
パート7では1問を約1分以内に解かないと全問を解ききれなくなるため、長文を読み返している時間はありません。
TOEICリーディングパートを攻略するコツは、一度読んだだけで内容を把握できるように精読することです。
TOEIC公式問題集やリーディング対策の問題集で繰り返し長文を読んだり、英語多読アプリを活用したりすると、長文を読むスピードが倍増します!
精読のスピードアップにおすすめな英語リーディングアプリ
- スタディサプリENGLISH(TOEIC対策コース):TOEIC特化型アプリ
- gymglish:洋書のようなストーリーを読める英語多読アプリ
- レシピー:TOEICや英検のリーディング問題やニュース記事などを読める複合型アプリ
英語リーディングアプリを活用するとゲーム感覚で多読できるので、勉強のモチベーションが上がらないときにもおすすめです。
TOEICリーディング対策にも最適な「英語リーディングアプリ7選」
【パート別】TOEICリーディングパートの基本の時間配分


TOEICのリーディングスコアを伸ばしたい場合は、パート5とパート6を20分程度で解くことを目指しましょう。
語彙力や文法力が上がれば自然にパート5とパート6を速く解けるようになるため、パート7で使える時間が増えていきます。
パート5:11分
TOEICリーディングのパート5では、全30問の短文穴埋め問題が出題されます。
30問の問題を11分以内に解くためには、1問を約22秒で解かなくてはなりません。
文法知識が問われる問題には時間がかかりがちなので、比較的解きやすい以下の問題で時短できるとスムーズです。
- 語彙問題(文意にあった単語を選ぶ)
- 品詞問題(空欄の前後にある単語から名詞・形容詞・動詞・副詞などの品詞を見極める)



パート5はTOEICリーディングで最も時短しやすいパートです。速く解けるように語彙・文法学習を徹底しましょう
パート6:10分
TOEICリーディングのパート6では、全16問の長文穴埋め問題が出題されます。
パート6では1つの長文につき4問の問題が出題され、1つの長文の精読と解答に費やせる時間は約2~3分です。
4問のうち1問は文挿入問題なので、ここに時間を使うために語彙問題をすばやく解けるようにしましょう。
- 語彙問題(文意にあった単語を選ぶ) ※出題パターンはパート5と同じ
- 時制問題(文意から現在・過去・未来の時制を判別する)
パート7:54分
TOEICリーディングのパート7では、全54問の長文読解問題が出題されます。
TOEICパート7のシングルパッセージ(SP)は「1つの文書を読んで問題に解答する」形式で、マルチパッセージ(MP)は「2~3つの文書を読んで問題に解答する」形式です。
TOEICパート7の時間を「1問あたり1分」で配分できれば、全問を解ききれる可能性も上がります!
TOEICパート7では問題の解きやすさで時短することが難しいので、必ず問題文を先に読むようにしましょう。



TOEICパート7で問題文を先読みするとどんな効果があるの?



問題文から本文の内容を予測できるので、リーディング速度が上がります!
- 各文書を読む前に問題文を先読みする
- 余裕があれば選択肢も先読みする
TOEIC受験者100名に聞いた「TOEICリーディングの時間配分」
クラウドワークスで独自にアンケートを実施して、TOEIC受験者のスコアとリーディングパートの時間配分を調査しました。
TOEIC® L&R TESTの公開テストを受けたことがある方(IPテストやIPオンラインテストは対象外):100名
以下は、TOEICスコア別に各リーディングパートの平均回答時間をまとめたグラフです。
パート5の平均回答時間


TOEICリーディングのパート5では、スコアが高い受験者ほど短時間で解き終えていることがわかります。
TOEIC500~600点の受験者はパート5に20分以上かけており、語彙力や文法力に課題があると言えるでしょう。
パート6の平均回答時間


TOEICリーディングのパート6でも、スコアが上がるほど平均回答時間も短くなる傾向にあります。
TOEICリーディングではパート7に最も時間がかかるため、パート6で15分前後の時間をかけてしまうとスコアが伸びません。
パート7の平均回答時間


TOEICリーディングのパート7では「時間内にすべての問題を解ききれるかどうか」がカギとなります。
TOEIC800点以上の受験者はパート7に50分以上残しており、全問解ききれるように時間配分していることがわかります。



TOEIC700点以下の受験者はパート7で時間切れになっている可能性が高いね・・・



パート5とパート6に時間をかけすぎてしまうと、パート7の時間が足りなくなってしまうんです・・・
【目標スコア別】TOEICリーディングパートでおすすめな時間配分


TOEICリーディングパートは「パート5:11分」「パート6:10分」「パート7:54分」で解くと効果的ですが、目標スコアによって時間配分を調整すると良いでしょう。
TOEICのスコアとレベルについては、以下の記事で詳しく解説しています!
600点を突破したいTOEIC初心者におすすめな時間配分


TOEIC600点を目指している初心者は、長文読解を難しく感じる傾向にあります。
初心者がTOEIC600点を達成するためには、パート7に時間をかけるよりもパート5とパート6で1問でも多く正解するほうが効率的。
パート7で「塗り絵」をしてもTOEIC600点を超えられる可能性が高いので、パート5とパート6の時間を長めに配分しましょう。
TOEIC600点を取るためにおすすめな時間配分
TOEICパート5の時間配分 | TOEICパート6の時間配分 | TOEICパート7の時間配分 |
---|---|---|
15分 | 13分 | 47分 |
初心者から3か月でTOEIC600点を突破できる具体的な勉強法
700点を目指すTOEIC中級者におすすめな時間配分


TOEIC600点以上を取得している方には、すでに基礎的な語彙力・文法力が身に付いています。
長文のリーディング速度に不安がある方が多いので、TOEICパート7の時間を長めに配分すると良いでしょう。
TOEIC中級者にありがちな時間配分ミスは「パート6に時間をかけすぎること」です。
パート6でリーディング速度を落とさずに、最難関のパート7で時間を使えるように意識してみてください。
TOEIC700点を取るためにおすすめな時間配分
TOEICパート5の時間配分 | TOEICパート6の時間配分 | TOEICパート7の時間配分 |
---|---|---|
13分 | 11分 | 51分 |



TOEIC700点を目指す方は、パート7の「塗り絵」を5問以内にとどめましょう!
800点以上を狙うTOEIC上級者におすすめな時間配分


TOEIC800点の壁を超えるためには、リーディングパート全体の正答率を上げる必要があります。
日々の学習で難易度の高い単語をマスターして、パート5で失速しないようにすることがポイントです。
TOEIC800点を目指す際には「リーディング速度の維持」と「パート7を解ききるための時間配分」を意識しましょう。
TOEICパート7のマルチパッセージでは複数の文書を読む時間が必要なので、シングルパッセージの時間配分を少なめにすると効果的です。
TOEIC800点を取るためにおすすめな時間配分
TOEICパート5の時間配分 | TOEICパート6の時間配分 | TOEICパート7の時間配分 |
---|---|---|
12分 | 10分 | 53分 |



TOEIC800点を目指す方は「塗り絵3つ以下」を目標にしましょう
900点超えを達成したいTOEIC超上級者におすすめな時間配分


TOEIC900点を取る*²ためには、リーディングパートでのミスを5~8問程度におさえる必要があります。



495点満点のTOEICリーディングで450点以上を取るには、8ミス程度が限界なんだね・・・
TOEICリーディングの正答率を上げて高得点を目指す場合は、全問を解ききれる時間配分がカギ!
私自身も960点を保持していますが「パート5とパート6を20分以内に解き終えないと900点超えは厳しい」と感じます。
TOEIC900点を取るためにおすすめな時間配分
TOEICパート5の時間配分 | TOEICパート6の時間配分 | TOEICパート7の時間配分 |
---|---|---|
10分 | 9分 | 56分 |



「塗り絵」をしてしまうとTOEIC900点超えは難しくなるので、パート7の時間を長めに配分しましょう
*² TOEICリスニングパートで450点(495点満点中)、リーディングパートで450点(495点満点中)、合計900点を取得することを想定。
【直前対策】TOEICリーディングに特化した勉強方法


TOEICで高得点を取得するには、リーディング問題を1問でも多く解く必要があります。
TOEIC公式問題集やリーディング問題集で勉強する際は、以下のポイントを意識して問題を解きましょう。
TOEIC当日の時間配分でリーディング問題を解く
TOEIC® L&R Testの公開テストでは、休憩なしで約2時間集中しなくてはなりません。
TOEICリーディングパートで最大限の力を発揮できるように、テスト直前は時間を計って問題を解きましょう。
リスニングパートでの疲れもリーディングスコアに影響するので、TOEICリスニングパートとリーディングパートを通しで解く練習をしてください。
時間を計ってTOEIC全パートを解くメリット
- 全パートを解ききる集中力が身に付く
- 時間がかかるパートを見極めて重点的に対策できる
- 2時間の試験時間が短く感じられる
練習用のマークシートを使用する


TOEIC® L&R Testには、会場で実施される公開テストとパソコンで受験できるIPオンラインテストがあります。
TOEIC IPオンラインテストではクリック方式で解答しますが、公開テストではマークシートに解答をマークする時間にも配慮が必要です。
TOEIC公開テストで慌ててしまわないように、あらかじめマークシートに慣れておきましょう。



マークシートは「TOEIC公式問題集」や個別の問題集の巻末に添付されています
間違えたリーディング問題を復習する
TOEIC公式問題集や個別のリーディング問題集で問題を解いたら、間違えた問題をリストアップします。
苦手な問題を繰り返し解けばTOEICスコアアップにつながるので、試験直前は間違えたリーディング問題を集中的に復習しましょう。
ミスが多いリーディング問題をメモアプリにまとめておけば、TOEIC試験直前や移動中での復習がスムーズです。
TOEICリーディングの時間配分に関するよくある質問


リーディングで最も難易度が高いパートは?
TOEICのリーディングパートでは、解答に時間がかかるパート7が最難関だと言われています。
しかし、近年のTOEIC® L&R Testでは語彙・文法問題のレベルが難化しており、900点保持者にとってもパート5は鬼門です。
TOEICリーディングパートの時間配分が苦手な方にとってはパート7、語彙力・文法力に不安がある方にとってはパート5の難易度が高く感じられるでしょう。
TOEICのリーディング問題はパート5から順に解くべき?
TOEICのリーディング問題はどのパートから解いても問題はありません。
「パート7に時間がかかりすぎないように一番最初に解く」「得意なパート5は一番最後に解く」のように、自分の得意不得意に合わせて解き方を変えている方もいます。
自分に合った順番で解くことがベストですが、マークミスを防ぐためにはリーディング問題を順番通りに解くことをおすすめします。
リスニングパートを早く解き終えればリーディングの時間が長くなる?
TOEICのリスニングパートでは、音声ガイダンスに従って受験生が同時に問題を解きます。
TOEICリスニングパートを早く解き終えることは不可能なので、リーディング時間を伸ばすこともできません。
全問解き終わらない場合は塗り絵するべき?
TOEICリーディング問題を全問解ききれそうにない場合は、最後の問題の解答を適当にマーク(塗り絵)すると良いでしょう。
勘任せとは言え、マークせずに解答用紙を提出するよりは正答率が上がる可能性があります。
塗り絵をするかどうかは、TOEICリーディングパートの残り時間が5分を切ってから判断してください。
TOEIC公式問題集だけでは高得点を取れないの?
多くのTOEIC受験者が公式問題集だけで900点以上を達成しています。
TOEIC公式問題集は一番信頼できる学習リソースなので、最優先で活用してください。
TOEIC公式問題集でリーディングの基礎力を身に付けて、苦手な問題を個別の問題集で対策すると良いでしょう。
TOEICリーディングパートの攻略には時間配分と基礎力アップが重要!


今回は、TOEIC960点の私が「TOEICリーディングパートで時間が足りないときの対策」「TOEIC目標スコア別の時間配分」「リーディング問題を速く解くコツ」を解説しました。
この記事のポイントをまとめると・・・
- TOEICリーディングパートで時間が足りない場合は語彙力・文法力を強化しよう
- TOEICリーディングパート別の出題パターンと解き方を知っていると問題を速く解ける
- TOEICリーディングにおすすめな時間配分は「パート5:11分」「パート6:10分」「パート7:54分」
TOEICで目標スコアを達成するには、リーディングの苦手パートを把握して時間配分を決めておくことが重要です。
語彙力・文法力を強化すればTOEICパート5とパート6の時間を短縮できるので、インプット学習と時間を意識した本番対策を並行して行いましょう。