- TOEIC900点のすごさは？取得するメリットを知りたい
- TOEIC900点を超えている人はどんな勉強をしているの？
- TOEIC900点を突破するための参考書や問題集を教えて！
「TOEIC900点超え」という大きな目標に向かって勉強するなかで、なかなか800点台から抜け出せないことがあります。
TOEIC900点を超えるには語彙・文法・読解力のほかにも応用力が必要なので、上級レベルの問題で対策しつつ日常的にも英語に触れることが重要です。
ちびTOEIC800点までの勉強法では足りないんだね・・・
ぺんさん確実にTOEIC900点を超えるには、どんな英文でも理解できるように高地トレーニングを行う必要があるんです
- TOEIC900点は「難易度レベルA*¹」に該当する英語上級レベル。外資系企業でも評価が高い
- TOEIC900点保持者は高度な問題演習や英語4技能のスキルアップを徹底している
- TOEIC900点突破には「TOEIC® L&Rテスト990点攻略文法・語彙問題1000」や韓国模試がおすすめ
TOEIC900点を突破するには全体で90%以上の正答が必要なので、パート1・2・5・6で満点を取れる実力を身に付けましょう。
TOEIC800点台でスコアに伸び悩んでいる場合でも、上級者向けの問題集で英語レベルを底上げすれば一気に900点を超えられる可能性があります。
この記事では、TOEIC960点の私が「TOEIC900点のすごさと難易度」「私がTOEIC900点を超えたときの勉強法」「TOEIC900点に向けた応用学習」を解説します。
*¹ TOEICを運営するIIBCによる「PROFICIENCY SCALE」を参照。TOEIC730がレベルB、TOEIC860点がレベルAに該当する。
TOEIC900点のすごさと英語力のレベル
TOEIC900点は受験者全体の上位4%*² 程度に該当し、Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができるレベル*³です。
ここでは、TOEIC900点のすごさや必要な英語力のレベル、関連する英語資格と比較した難易度を解説します。
*² TOEICを実施するIIBCによる「Totalスコア分布(2023年)」を参照。受験者のスコア分布はTOEIC795点以上が6.8%、845点以上が5.0%、895点以上が4.4%となっている。
*³ TOEICを運営するIIBCによる「PROFICIENCY SCALE」では、TOEIC860点以上を「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができるレベル」と定義している。
スコア保持者の割合から見たTOEIC900点のすごさ
TOEIC® L&R Testを実施しているIIBCでは、TOEICの実施回および実施年度ごとに受験者のスコア分布を公開しています。
IIBCの「Totalスコアの分布」によると2023年度のTOEIC平均スコアは612点となっており、スコアが高くなるにつれて保持者の割合が低くなっていることがわかります。
TOEIC795点以上になるとスコア保持者の割合が一気に低下し、895点以上の割合は全体の5%以下まで下がります。
TOEIC900点保持者の割合が低いことも「900点はすごい」と言われる理由の一つです。
外資系企業への転職や管理職への昇進ではTOEIC800点以上を基準とする企業が多く*⁴、TOEIC900点を超えれば翻訳・通訳などの英語専門職にも挑戦しやすくなります。
ちびぺんさんが翻訳会社に応募したときはTOEICスコアの基準があったの？
ぺんさん私が採用試験を受けた日本の翻訳会社では「TOEIC850点以上」という基準がありました。
海外の企業では「TOEIC900点以上」という求人もありましたよ
*⁴ IIBCのブログ記事「外資系企業人事担当者に聞く、採用で重視する学生の英語力」の中途採用に関する記述を参照。
TOEIC900点突破に必要な英語力
TOEIC900点を突破するには、会話の細部まで聞き取るリスニング力と推測しながら英文を理解する読解力が欠かせません。
以下の表は「TOEIC® L&R Testにおけるリスニングとリーディングのレベル」をまとめたものです。
| TOEICスコア | リスニング＆リーディングのレベル |
|---|---|
| 400点未満 | 中学英語をかろうじて理解できるが、ごく簡単な英文に限られる。 ネイティブの会話スピードについていくことは難しい。 |
| 400～495点 | 高校英語を理解できるが、大学入試レベルの英文の理解が曖昧である。 簡単な単語のみ聞き取りが可能。 |
| 500～595点 | 高校レベルの英語を理解でき、やや複雑な構文も理解できる。 簡単な構文であれば聞き取りと大まかな意味の把握が可能。 |
| 600～695点 | 文法を一通り理解したうえで複雑な構文を理解できる。 細部まで理解することは難しいが、ある程度長い英文も聞き取れる。 |
| 700～795点 | 語彙力や構文解釈能力が高く、複数の情報をまとめて処理できる。 聞き取りにくい音を認識し、センテンス単位で意味を理解できる。 |
| 800～895点 | 高度な単語や長文の構造を解釈し、意図を汲み取ることができる。 ネイティブ特有の発音に対応し、長文であっても意味を把握できる。 |
| 900～990点 | 語彙力・構文解釈能力がいずれも高く、推測を交えて意図を解釈できる。 会話の細部まで聞き取り、英語を英語で解釈できる。 |
あくまで目安としてご参照ください。
TOEIC900点を突破するには、特にTOEICパート7で長文の内容を素早く理解して正答率を上げることが重要です。
難関パートのTOEICパート3・4においても、会話を聞きながら内容を理解できるリスニング力があるとTOEIC900点に近づけます。
TOEIC900点超えには英検1級レベルの英語力が求められるので、語彙力・文法力も底上げする必要があります。
- 英検®のレベル：準1級以上
- 必要な単語数：1万語以上
- 必要な文法力：大学レベル以上
TOEIC900点超えを目指す方は「知らない単語は1つもない」状態にしておくと効果的です。
関連する英語資格と比較したTOEIC900点の難易度
英検®やTOEFLなどの英語資格とTOEIC900点の難易度を比較するために、英語レベルの目安を表にまとめました。
| TOEIC® L&R Test | 英検® | IELTS | TOEFL iBT | CEFR |
|---|---|---|---|---|
| 8.5-9.0 | C2 | |||
| 945点～ | 1級 | 7.0-8.0 | 95-120 | C1 |
| 785点～ | 準1級 | 5.5-6.5 | 72-94 | B2 |
| 550点～ | 2級 | 4.0-5.0 | 42-71 | B1 |
| 225点～ | 準2級 | 3.0 | A2 | |
| 120点～ | 3級-5級 | 2.0 | A1 |
英語4技能のレベルを基準とするCEFR*⁵に換算すると、TOEIC900点はB2～C1レベルに該当します。
ぺんさんCEFR C1は「ジャンルを問わず複雑な英文を理解できるビジネス上級レベル」です
英検®の級と比較すると、TOEIC900点と英検1級が同等レベルだと言えるでしょう。
英検1級レベルの単語知識はTOEIC900点超えにも有効なので、英検®とTOEICを同時並行で勉強している方もいます。
*⁵ ヨーロッパ言語共通参照枠 (Common European Framework of Reference for Languages)。言語の枠や国境を越えて、外国語の運用能力を同一の基準で測ることができる国際標準のこと。
参照：文部科学省「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」
参照：公益財団法人 日本英語検定協会「各級の目安」
TOEIC900点を取得するメリット
TOEIC900点を取得すると転職や昇進で有利になるだけでなく、年収アップにもつながります。
翻訳や通訳などの英語専門職でも活躍できる可能性が高まるので、英語を仕事にしたい方にはTOEIC900点を目標にすると良いでしょう。
TOEIC900点のメリット①外資系企業への転職や年収アップに役立つ
国内の大手企業ではTOEIC800点以上を高く評価する傾向にありますが、TOEIC900点を取得すれば外資系企業への転職や昇進、海外赴任でも有利になります。
日経転職版の「TOEICスコア別平均年収」によると、800～899点は855.1万円、900～990点は903.7万円と年収に50万円近くの差があることがわかります。
特に外資系企業ではTOEIC高得点保持者が多いため、TOEIC900点以上を取得すれば強力なアピール材料となるでしょう。
TOEIC900点のメリット②専門的な英語の仕事に挑戦できる
翻訳や通訳などの英語専門職では「高い英語力があること」が前提条件なので、TOEIC900点を超えている方が大半です。
翻訳の求人を例に挙げると、一般職よりも高いTOEICスコアを基準とする企業が多い傾向にあります。
翻訳者ネットワーク「アメリア」で実務・出版・映像翻訳(英↔日)の求人を調査したところ、100件中10件の求人でTOEIC900点以上が基準となっていました。
| 規定されているTOEICスコア | 求人件数 |
|---|---|
| 800点以上 | 32件 |
| 850点以上 | 16件 |
| 900点以上 | 8件 |
| 950点以上 | 2件 |
| 規定なし | 42件 |
通訳や翻訳だけでなく、TOEICや大学受験の指導を行う講師業などでもTOEIC900点以上のスコアが権威性となるでしょう。
TOEIC900点のメリット③一部の英語資格試験で免除を受けられる
TOEIC900点を取得すると「通訳案内士試験」のような一部の試験で免除や優遇措置を受けられます。
- 全国通訳案内士試験：筆記試験(英語)が免除
- 教員採用試験：英語科目が免除
英語学習者から人気のある「全国通訳案内士試験」では、TOEIC900点以上を保持していると英語の筆記試験が免除となります。
ただし、TOEIC® IPオンラインテストでのスコアは対象外となり、スコアの取得時期についても規定があるので注意してください。
教員採用試験の英語科目でもTOEIC900点以上が免除の対象になるケースがあります。
各都道府県によって免除の条件が異なるため、詳細は都道府県ごとの受験要項で確認してください。
TOEIC900点を突破するための効果的な勉強法
TOEIC900点を突破するには、高度な問題演習やシャドーイングで全体の正答率を高めつつ、韓国模試などでアウトプットする必要があります。
私がTOEIC900点超えを達成できた勉強法を3つ紹介します！
- TOEICリーディングパートの高度な問題を解きまくる
- TOEIC公式問題集と韓国模試を週2回以上解く
- 1.5倍速でリスニング＆シャドーイングでリスニング満点を目指す
TOEICリーディングパートの高度な問題を解きまくる
TOEIC上級者であってもリーディングスコアに伸び悩む方が多いので、900点を目指す際にはリーディングパートを集中的に攻略しましょう。
特に語彙力や文法力が問われるTOEICパート5では、以下のポイントを意識して上級者向けの問題集を解くと効果的です。
- 品詞や意味の区別が難しい単語を理解する(considerableとconsiderateなど)
- 意味がわからない高度な単語を書き出して暗記する
- 複雑な文法をマスターする(分詞構文・関係詞・現在形を取る用法など)
- 句動詞や慣用表現を覚えて選択ミスを減らす(so as to…など)
語彙力や文法力が高まるとTOEICパート5と6の解答時間を短縮できるだけでなく、リーディングパート全体の正答率も上がります。
TOEICパート5と6を20分以内に解いてパート7の解答時間を確保できれば、900点超えにぐっと近づきます！
TOEIC公式問題集と韓国模試を週2回以上解く
一通り問題集で対策したら「TOEIC公式問題集」や韓国模試でアウトプットを行いましょう。
週に2回以上のペースで公式問題集や韓国模試を解けば、TOEIC900点超えに欠かせない時間配分が身に付きます。
私がTOEIC900点を突破したときの学習スケジュールはこちらです。
| 曜日 | 学習メニュー |
|---|---|
| 月曜日 | リスニングパート3・4の問題演習 |
| 火曜日 | TOEIC公式問題集(1回分) |
| 水曜日 | リーディングパート5・6の問題演習 |
| 木曜日 | 韓国模試(1回分) |
| 金曜日 | リーディングパート7の問題演習 |
| 土曜日 | 休み |
| 日曜日 | 余裕があれば韓国模試(1回分) |
1.5倍速でリスニング＆シャドーイングでリスニング満点を目指す
リスニングパートで450点を超えられればTOEIC900点を突破しやすくなります。
リスニング音声を1.5倍速にして問題を解く習慣を身に付けると、TOEIC試験本番で「聞き取れる！」と感じるはずです。
確実にTOEIC900点を超えるために以下の手順でリスニング対策を行いましょう。
- 1.5倍速でTOEICパート3・4の問題を解く
- 英文を3回音読する
- 英文を見ながら3回シャドーイングする
- 英文を見ずに3回シャドーイングする
時間と労力はかかりますが、音読とシャドーイングを繰り返すと英語特有の音声変化を聞き取れる力が身に付きます。
TOEIC900点を目指す方におすすめの参考書3選
私がTOEIC900点を突破できたおすすめの参考書を厳選して紹介します。
- 極めろ! TOEIC® L&R TEST 990点 リスニング特訓
- TOEIC L&Rテスト 990点攻略 文法・語彙問題1000
- 韓国の既出問題集
ここではTOEIC900点向けの教材を3つ紹介しますが、TOEIC目標スコア別の詳しい参考書ルートについては以下の記事をご覧ください。
おすすめの参考書①「極めろ! TOEIC® L&R TEST 990点 リスニング特訓」
TOEICリスニングパートの高地トレーニングをしたい方には「極めろ! TOEIC® L&R TEST 990点 リスニング特訓」がおすすめ！
「極めろ! TOEIC® L&R TEST 990点 リスニング特訓」は特急シリーズや精選模試よりも難易度が高いので、リスニングパートで満点を取れる実力が身に付きます。
- 日本人が苦手なオーストラリア人やイギリス人の音声で学べる
- アプリ「abceed」でリスニング速度を調整できる
- ハイレベルのリスニング問題が多い
ちび「abceed」はTOEIC対策アプリだよね？
アプリで「極めろ！」の音声をリスニングできるの？
ぺんさん「極めろ！」はabceedの対応教材なのでアプリで音声をリスニングできます。
abceedの「Proプラン」への加入が必要です
ちび紙の教材を使う場合は
どうやって音声をリスニングするの？
ぺんさん紙の教材の場合は、ダウンロードページから
パソコンやスマホに音声をダウンロードして再生します
私はabceedでシャドーイングしながら「極めろ」の問題を2周して、TOEICリスニング満点を達成できました。
複数のTOEIC教材で問題演習を行いたい場合は、abceedの「Proプラン」も検討してみてください。
おすすめの参考書②「TOEIC L&Rテスト 990点攻略 文法・語彙問題1000」
TOEIC上級者の間で定番化している「TOEIC L&Rテスト 990点攻略 文法・語彙問題1000」。
TOEIC満点を90回以上達成している濱崎潤之輔先生の著書であることから、通称「はま1000」と呼ばれています。
「はま1000」はTOEICパート5の高度な問題のみで構成されており、実際の試験での再現性が高い点がポイントです。
- 英検1級レベルの高度な単語やコロケーションを学べる
- TOEIC試験本番で出題されやすい良問が多い
- 文法の解説が具体的でわかりやすい
TOEIC900点を狙ううえでパート5の語彙・文法問題がハードルになることが多いため「はま1000」を1周しておくことをおすすめします。
おすすめの参考書③韓国の既出問題集
韓国ではTOEICの既出問題集が販売されており「ハッカーズ」や「ETS」などのシリーズが有名です。
ハッカーズやETSの既出問題集には上級者向けの問題が収録されており、TOEIC学習者の間で「韓国模試」と呼ばれています。
TOEIC公式問題集よりも高度な問題が多いため、韓国模試をやり込むとTOEIC900点を突破できる可能性が高まります。
- TOEIC試験本番と同じ形式で既出問題を解ける
- TOEICリーディングパートでの時間配分がわかる
- 高度な問題を解きながらTOEIC全パートを攻略できる
韓国模試には日本語の解説はありませんが、「Googleレンズ」というアプリを使用するとスマホをかざすだけで日本語表示に切り替えられます。
TOEIC900点保持者が日常的にやっている英語学習
TOEIC学習のみでも900点超えを目指せますが、普段から英語脳を鍛えておくとスムーズです。
私がスキマ時間に続けて効果を感じた英語学習法を2つ紹介します。
- シャドーイングアプリでリスニング力を高める
- TOEIC問題以外の長文を多読して読解力を強化する
シャドーイングアプリでリスニング力を高める
確実にリスニングスコアを上げるために、TOEIC学習以外でもシャドーイングを習慣化しましょう。
シャドーイングアプリを1日10分程度続けると以下のような効果を実感できます。
- 英語を英語のまま理解できる
- 英語特有の音声変化をキャッチできる
私は「TORAbit」というシャドーイング特化型のアプリを愛用しています。
TORAbitでは音読からシャドーイングを段階的に行えるため、TOEIC900点を目指す方のリスニング力アップに最適です。
TOEIC問題以外の長文を多読して読解力を強化する
TOEIC900点突破のカギとなるのは読解力とリーディング速度の向上です。
TOEIC学習の合間にニュース記事やフィクションなどで多読すると、長文に対する苦手意識がなくなります。
私がスキマ時間に活用しているリーディング素材は「gymglish
(アプリ)」と「The Japan Times Alpha(英字新聞)」です。
- リーディング速度が上がる
- 英文を読み返さなくても内容を理解できる
TOEIC900点を達成するにはリーディング問題を全問解ききるスピード感も欠かせません。
読みやすいと感じるジャンルを選び、毎日英文を読む習慣を身に付けましょう。
洋書のようなストーリーで楽しく多読できる「gymglish」
TOEIC900点の勉強法とレベルに関するよくある質問
TOEIC900点を目指す方に向けて「勉強法とレベルに関するよくある質問」に回答します。
TOEIC900点を取るには何問ミスまでOK？
TOEIC900点を超えるには9割以上の正答が必要だと言われています。
TOEICの明確な採点基準は公開されていませんが、900点を目指す方は全体で20ミス以内を目標にしましょう。
TOEICリーディングスコアが伸びにくい方は、リスニングパートで15ミス程度に抑えると900点に到達しやすくなります。
ぺんさんTOEIC公式のスコア換算表を参考にして目標スコアを設定しましょう
| 素点 (リスニング・リーディング 各パートでの正解数) | TOEICリスニングパートの スコアの目安 | TOEICリスニングパートの スコアの目安 |
|---|---|---|
| 96～100 | 475～495 | 460～495 |
| 91～95 | 435～495 | 425～490 |
| 86～90 | 405～470 | 400～465 |
| 81～85 | 370～450 | 375～440 |
| 76～80 | 345～420 | 340～415 |
| 71～75 | 320～390 | 310～390 |
| 66～70 | 290～360 | 285～370 |
| 61～65 | 265～335 | 255～340 |
| 56～60 | 240～310 | 230～310 |
| 51～55 | 215～280 | 200～275 |
| 46～50 | 190～255 | 170～245 |
| 41～45 | 160～230 | 140～215 |
| 36～40 | 130～205 | 115～180 |
| 31～35 | 105～175 | 95～150 |
| 26～30 | 85～145 | 75～120 |
| 21～25 | 60～115 | 60～95 |
| 16～20 | 30～90 | 45～75 |
| 11～15 | 5～70 | 30～55 |
| 6～10 | 5～60 | 10～40 |
| 1～5 | 5～50 | 5～30 |
| 0 | 5～35 | 5～15 |
TOEIC900点突破に必要な勉強時間は？
初心者がTOEIC900点を突破するには1,500時間以上の勉強時間が必要です。
Oxford University Pressでは「現在のTOEICスコアから目標スコアに到達するために必要な勉強時間の目安」を以下のように設定しています。
ぺんさん赤文字の数字は必要な学習時間の目安です
Listening and Reading Test
Preparing Your Students for Success”
TOEIC650点から900点では約800時間、TOEIC750点から900点では約600時間、TOEIC850点から900点では約300時間を目安に勉強すると良いでしょう。
TOEIC900点を突破すれば英語を話せるの？
TOEIC900点レベルに達するとスピーキングに必要な語彙・文法知識も自然と身に付きます。
しかし「TOEIC900点を超えれば英語を流暢に話せる」ということではありません。
「英語ペラペラ」を実現するには、会話フレーズのインプットや発話・発音トレーニングが必要です。
TOEIC900点を超えた後にTOEIC® Speaking&Writing Testsを受験すると、習得した語彙・文法知識を生かしてスピーキング力を強化できます。
ぺんさん私もL&Rで900点を超えた直後にS&Wを受験して、トータルスコア350点を取得できました！
アプリ学習だけでもTOEIC900点を突破できる？
学習効率は高まりますが、アプリ学習のみで900点突破を目指すことは困難です。
TOEIC対策アプリはパート別対策として活用し、TOEIC公式問題集や韓国模試でアウトプットすると効果的に900点を突破できます。
TOEIC900点は最高レベルの英語資格！TOEIC以外の対策も重要
今回は、TOEIC960点保持者の私が「TOEIC900点のすごさと難易度」「私がTOEIC900点を超えたときの勉強法」「TOEIC900点に向けた応用学習」を解説しました。
この記事のポイントをまとめると・・・
- TOEIC900点は「難易度レベルA」に該当する英語上級レベル。外資系企業でも評価が高い
- TOEIC900点保持者は高度な問題演習や英語4技能のスキルアップを徹底している
- TOEIC900点突破には「TOEIC® L&Rテスト990点攻略文法・語彙問題1000」や韓国模試がおすすめ
TOEIC900点を突破すると周囲からの評価が上がるだけでなく、転職や昇進を有利に進められます。
上級者向けの問題集で高地トレーニングを徹底し、シャドーイングや多読を習慣化してTOEIC900点を達成しましょう！
