- 英語の仕事をしたいけど、具体的にどんな仕事があるんだろう?
- TOEICや英検などの資格は必要?
- 英語の求人ってどこで探すの?
英語力を活かしてフリーランスで働きたい皆さん、こんなお悩みはありませんか?
「英語の仕事って需要あるのかな?」
「求人サイトを見ても仕事の内容がよくわからない・・・」
と不安になる人もいるかもしれません。
私もまさにそうでした。
- 海外の求人をチェックすれば、あまり知られていない英語の仕事を見つけやすい
- 英語の求人に応募するにはTOEICスコアが重要。英検も価値あり!
- 仕事探しには専門の求人サイトを活用すべし
英語の仕事って英会話講師とか翻訳者とか?
アナリストや添削者もおすすめですよ
え、なにそれ???
そもそも英語の仕事ってどこで探すの?
じゃあ私が使ってる求人サイトも紹介しますね
この記事では、主に以下のポイントについて詳しく解説します。
- フリーランスで稼げる英語の仕事6つ
- チェックすべき求人サイト
- 英語の求人に応募する際の英語力の目安
さまざまな英語の副業経験がある私が、
あまり知られていない穴場的な英語求人もご紹介します!
フリーランスとして英語の仕事をするために取るべき資格
フリーランサーに限らず、英語で仕事をするためには高い英語力が必要です。
TOEIC高得点などの実績があると採用してもらえる確率がアップ!
今はまだ英語初中級レベルでも、努力次第で英語のプロになるチャンスはあります。
まずは、英語のプロになるために最初に目指すべき資格を紹介します。
1. TOEIC L&R 750点以上
日本で最もメジャーな英語の資格ともいえるTOEIC。
「TOEICは意味ない」という不要論も飛び交っていますが、英語力の証明として取っておくべき資格です。
履歴書にも書きましょう
よく耳にする「TOEIC800点」などの点数は、TOEIC® L&R TESTのスコアです。
英検のように合否を判定される資格とは異なり、0~990点のスコアで英語力を評価されます。
2023年の日本人平均スコアは600点前後。
英語で仕事をしたい人は、最低でも750点は取っておきたいところです。
なんで750点なの?
750点で足切りしている企業が多いんですよ
TOEICについて詳しくは、IIBCの公式サイトをチェックしてください。
TOEIC® L&R TESTの概要と戦略、おすすめアプリ&勉強法については、こちらもご覧ください。
2. 英語検定 (英検) 2級以上
英検は、日本国内での認知度が非常に高い資格です。
TOEIC® L&R TESTがリスニングとリーディングのみであるのに対し、
英検3〜1級では4技能 (リスニング/リーディング/スピーキング/ライティング) を統合的に評価されます。
- リスニング: 日常的なテーマに加えて時事問題・環境・医療・テクノロジーなどに関する問題も出題される
- リーディング: ジャンルが幅広く、準1級以上ではかなりの難単語が含まれる
- スピーキング: 3級以上では1次試験合格後に面接試験 (質疑応答、内容説明、スピーチなど) がある
- ライティング: 3級以上では1次試験にライティング (エッセイ作成) が含まれる。
海外では英検が通用しないという意見もありますが、一部の海外翻訳会社では「英検1級」を優遇スキルとして掲げています。
高い英語力と包括的な知識を証明できるので、取っておいて損はないでしょう。
英検について詳しくは、英検 (実用英語技能検定)の公式サイトをチェックしてください。
フリーランサーにおすすめの英語の仕事6選
私はフリーランス翻訳者として生計を立てていますが、副業として英語関連の仕事を受けることもあります。
大手求人サイトやLinkedInなどで募集されているものを中心に、稼ぎやすい英語の仕事を厳選してご紹介します。
1. 翻訳者
フリーランス翻訳者として翻訳会社に登録すれば、翻訳者・レビュアー (チェッカー) として活躍できます。
完全在宅・フルタイム/パートタイムを選択できる場合が多く、自由度が高いのも特徴です。
長文を読むことに抵抗がなく、日本語で文章を書くことが得意な人に特におすすめです。
翻訳の仕事の種類
翻訳者の仕事は、主に以下の3つに分けられます。
- 産業翻訳者: 「文書の翻訳」がメインで、実務翻訳者とも呼ばれる。ウェブサイト、ビジネス文書、マニュアル、学術論文などの文書を翻訳する
- 映像翻訳者: 「字幕/吹き替え翻訳」がメイン。海外ドラマや映画、インタビューなどのセリフを翻訳する
- 出版翻訳者: 「本の翻訳」がメイン。主に海外で出版された書籍を翻訳する
翻訳者の仕事が見つかる求人サイト
翻訳者の求人は専門のサイトで探しましょう。
一般的な求人サイトでは公開されていない求人が多数掲載されています
国内の翻訳会社に登録したい人は、まずはアメリアに登録しましょう。
有料会員になる必要がありますが、国内の主要な翻訳会社の求人をチェックできます。
クラウドワークスでも低単価の翻訳求人を探すことができます。
「まだ翻訳経験が足りていないかも」と不安な人におすすめです。
私が翻訳の求人探しに活用したサイトについては、以下の記事もご覧ください。
翻訳者に必要なスキル
翻訳者にはかなり高度な英語力が求められるので、TOEIC 900点以上を取得しておくと安心です。
- TOEIC 900点以上
- 英検準1級以上
- 長文読解が得意
- 大学受験レベルの英文法を理解している
- 文章力に自信がある
翻訳者になるには、翻訳会社のトライアル (入社テスト) に合格する必要があります。
トライアル攻略法についてはこちらの記事をご覧ください。
2. オンライン英会話講師
オンライン英会話の需要が高まるなか、フリーランスの英会話講師として働けるチャンスも増えています。
一部のオンライン英会話スクールでは、得意分野を活かして「オリジナル講座」を開講できるチャンスもあります。
英会話を教えるには高いスピーキング力が必要なので、特に留学経験がある人や帰国子女におすすめです。
講師の仕事を探せるオンライン英会話スクール
主要なオンライン英会話スクールでは随時講師を募集しています。
求人サイト経由で募集しているスクールもありますが、各スクールのウェブサイトもチェックしておきましょう。
資格は不問となっていますが、英語のテストに合格する必要があります。
多数の日本人英会話講師が活躍しており、レッスン需要も高めです。
条件に「ネイティブまたはネイティブレベルの人のみ」と記載されています。
自分のオリジナル講座を提供できるチャンスがあります。
Speakingテストと文法テストに合格する必要があります。
条件には「TOEIC730点相当/CEFR B1以上」と記載されています。
「TOEIC750点以上/英検準1級以上」など、一定の英語力を有していれば応募できます。
講師経験がなくても応募は可能です。
日本人講師によるレッスンを提供している英会話スクールです。
「塾講師などの講師経験3年以上/TOEICや英検対策ができる」などの条件の中で、該当するものがあれば応募できます。
オンライン英会話講師に必要なスキル
オンライン英会話講師に欠かせないのはスピーキング力です。
スピーキングテストのスコアもアピールポイントになります!
- TOEIC 800点以上
- TOEIC Speaking 150点以上
- CEFR B1以上
- 英検準1級以上
- ビジネスや時事問題などについてネイティブとディスカッションできるスピーキング力
3. 英文添削者
日本人の英語学習者を対象に英文のチェックを行う仕事です。
英文添削サービスに登録しておけば、空き時間に副業として添削することも可能です。
特に、ライティングスキルが高い人や英文法が得意な人におすすめです。
私の翻訳者仲間も副業で添削やってます
英文添削者の仕事を探せる添削サービス
大手英文添削サービスでは頻繁に添削者を募集しています。
求人サイトよりも各サービスのウェブサイトで募集していることが多いようです。
Fruitful English (フルーツフルイングリッシュ)
英文メールや日記の添削、英語試験のライティング対策などのサービスを提供しています。
TOEIC900点以上 (または英検やTOEFLなどで同等レベルの点数)/海外在住3年以上など、高いスキルが要求されます。
英語添削アイディー
英文メール・エッセイ・日記の添削、学生向けの英作文の添削などのサービスを提供しています。
TOEIC900点以上または英語検定1級以上といった高い英語力が求められます。
プログリット (シャドーイング課題の添削)
英語コーチングで有名なプログリットでは、生徒が提出したシャドーイング音声を添削します (随時の募集)。
応募条件はTOEIC800点相当以上の英語力となっています。
ぺんさんもプログリットに登録してたよね?
はい。1日1時間から作業できますよ
英文添削者に必要なスキル
添削者には、英文法を完璧にマスターしていること&高度なライティング力が必要です。
- TOEIC 900点以上
- 英検準1級以上
- 大学受験レベルの英文法を理解している
- 英検1級レベル以上の語彙力がある
- リスニングスキルが高い (音声添削の場合)
4. TOEIC講師
TOEICのスコアアップに特化して生徒を指導します。
最近は個人でコーチングを行う人も増えており、在宅でレッスンを提供することも可能です。
当然ながら、TOEICで高得点を取得していることが必須条件です。
主にTOEIC公式問題集や市販のテキストを使用してレッスンプランを考えます。
TOEIC講師の求人を探せるサービス
オンライン英会話スクールなどに勤務するほか、個人的にスキルを提供できるサービスもあります。
TOEIC講師に必要なスキル
講師として指導するためには、最低でもTOEIC 950点が必要です。
- TOEIC 950点以上
- 英検準1級以上
- 大学受験レベルの英文法を理解している
- リスニングスキルが高い
- 人と交流するのが好き
5. サーチ アナリスト/データ アナリスト
Google検索やSNSなどを使用して、検索エンジンや広告の評価をする仕事です。
たとえば、「検索クエリが検索意図を満たしているか」「この広告は適切か」などを評価します。
スピーキング力は問われないため、英文を理解でき、ウェブ検索やSNSを英語でできる人におすすめです。
海外の求人サイトで常時募集している企業もあり、仕事をもらうチャンスも多いでしょう。
SEOの知識がある人にもおすすめです
アナリストの求人を探せるサイト
日本の求人サイトではあまりヒットしない可能性があるので、下記のサイトを参考にしてください。
サーチ アナリスト/データ アナリストに必要なスキル
英語で内容を解釈する必要があるので、アナリストにはリーディング力が必須です。
- TOEIC 850点以上 (Reading 450点以上)
- 英検準1級以上
- 英語でウェブサイトやSNSを使用できる
- 検索やリサーチが得意
6. 英語系YouTuber
自分が得意な英語スキルを活かし、YouTubeで学習アドバイスなどを配信します。
たとえば、以下のような動画を配信するユーチューバーが活躍しています。
- TOEICに関するアドバイスや講義
- 日本人向けの英会話レッスン/役立つフレーズ紹介
- 発音レッスン
- ネイティブとの交流動画
- 英文法レッスン
おすすめの英語系YouTuber
パズル英会話
オーストラリア在住のHaruさんは、初中級者向けのわかりやすい英語レッスンを配信しています。
ご自身が英語力アップするまでの過程、ネイティブの恋人との日常会話、オンライン英会話など、英語学習者におすすめのコンテンツが満載です!
Nicohachi English ニコハチ英語
通訳者・翻訳者としても活躍されているAyakoさんによる英文法講義が秀逸!
英語を話しながら街をお散歩する “Walkin’ Talkin’ 英語で街歩き” も人気です。
英語系YouTuberに必要なスキル
特に資格などの基準はありませんが、プロ目線で配信するためには英語力と独自性が重要です。
- 英会話が得意
- 人に教えられるレベルの文法力がある
- TOEICを受け続けている
- 英語圏に住んでいる など
フリーランスで稼げる英語の仕事はたくさんある!
フリーランサーが活躍できる英語の仕事は無数にあります。
一定レベルのスキルと「英語が好き!」という気持ちがあれば、あとは自分に合った仕事を見つけるだけです。
- 翻訳者
- オンライン英会話講師
- 英文添削者
- TOEIC講師
- サーチ アナリスト/データ アナリスト
- 英語系YouTuber
英語の仕事探しのポイントをまとめると・・・
- 一般的な求人サイトだけでなく専門の求人サイトもチェック!
- 企業のホームページから直接応募してもOK
- 海外の求人サイトでは穴場的な求人情報を見つけやすい
「フリーランスで英語の仕事をしたい!」と思った今この瞬間から、さっそく行動してみましょう!