【AI翻訳アカデミーの実体】受講者の評判から詐欺まがい講座を徹底解剖!

詐欺まがい講座に要注意のアイキャッチ
  • AI翻訳アカデミーって詐欺的な講座なの?
  • 主宰者の塩貝香織氏ってどんな人?
  • AI翻訳アカデミーの講座内容&サポート体制とは?
  • 受講生のリアルな口コミが知りたい
  • 講座を解約したいけど、高額な受講料は返金される?

AIがあればTOEIC300点でも翻訳者になれる」を謳い文句とした翻訳講座、AI翻訳アカデミーが業界に大きな打撃を与えています。

高額な受講料を支払って受講してみたものの、「翻訳者デビューはおろか英語力すら高まらなかった」という人が後を絶ちません。

ちび

え!受講料30万超え!!!?

ぺんさん

法外な金額だと言わざるをえませんね

ちび

TOEIC300点で翻訳できるってヤバくない?

ぺんさん

翻訳の仕事をナメてますね

この記事を読むとわかること
  • AI翻訳アカデミーはマネタイズ目的で集客している
  • 「AIがあれば翻訳者になれる」はウソ!
  • 講座内容やサポート体制に不満の声が続出
  • 塩貝香織氏の経歴や運営母体に疑問あり
  • 高額な受講料を支払った受講生を救済してくれる団体がある
  • 怪しい翻訳講座を利用するよりも実績のある学校の講座を受講すべき

すでに高額な受講料を支払ってしまい「このまま泣き寝入りするしかないの?」と途方に暮れている方、どうか安心してください!

主要な翻訳4団体が共同で立ち上げた「詐欺まがい講座対策委員会」に相談することで、トラブルに対処できる可能性があります。

今回はAI翻訳アカデミーの実体を徹底的に解明し、講座の被害者が今すぐできる対処法について詳しく解説します。

産業翻訳者です
ぺんさんの実績
  • 未経験から1年で10社の翻訳トライアルに合格
  • 英→日リード翻訳者として月収50万円を維持
  • TOEIC 955点
  • 校正者としての実務経験あり
  • 英会話アプリ&オンライン英会話でスピーキングレベルがCEFR C1レベルまで向上
目次

AI翻訳アカデミーが怪しいと言われる理由

AI翻訳アカデミーがこれほどまでに翻訳業界を騒がせているのはなぜでしょうか?

講座内容やサポート体制だけでなく、主宰者の塩貝香織氏の経歴にも多数の疑問点が浮上しています。

LINEを使用したマネタイズ目的の誇大広告

最近ではLINEを通じた情報商材の販売が増えていますが、それ自体が問題なのではありません。

しかし、いわゆる「詐欺まがい講座」と言われるものにはマネタイズ目的の常套手段があるようです。

LINEによる段階的な集客

これは詐欺的な商材販売に共通する手口ですが、LINEで友達登録すると数日にわたって動画&長々とした宣伝文が送られてきます

数日後にようやく申込ボタンなどが現れるのですが、そこにも「残り〇〇時間!」のようなクリック誘導が・・・

LINE情報商材の誘導手口のアイキャッチ

正当な講座であれば、最も重要な受講料や講座内容は最初に提示されるはずです。

また、翻訳学校などの講座で直接コミュニティに誘導されるようなことはまずありません!

ちび

金額提示までかなり引っ張るんだね・・・

ぺんさん

購買欲を煽る巧みな商法です

「英語力が低くても翻訳者になれる」という謳い文句

前提として、英語力が不足している人が翻訳者になれることはありません!

「翻訳者にはTOEIC900点程度が必要」と言われるのも、翻訳は高度な英語スキルが求められる専門的な仕事だからです。

講座の宣伝文句のように「AIが翻訳してくれるから英語力は不要」であれば、翻訳者自体いらない!ということになってしまいます。

AI翻訳アカデミーの宣伝文句
注意すべきう宣伝文句のアイキャッチ

AI翻訳アカデミーは、こうした甘い謳い文句で受講生を獲得しようとしています。

「AIが進化しても翻訳者が必要な理由」については、こちらの記事で詳しく解説しています。

高額な受講料

AI翻訳アカデミーの受講料は327,800~547,800円です。

その他にも、オプションで2日間30万円のプログラムを紹介してくるケースがあるようです。

翻訳学校などでも講座を開講していますが、3か月程度の講座でこのような法外な受講料を取る学校はまずありません。

スクロールできます
AI翻訳アカデミー翻訳学校の翻訳講座
受講料約30万~60万円 (約3か月)約数万円~30万円 (約3か月)
講師公開されているのは塩貝香織氏のみ現役翻訳者などの実績ある講師が担当。実名や実績も公開
教材内容は非公開。
サンプルもなし
各講座ごとに教材を公開。
サンプルあり
受講中の
サポート
「講師に直接質問できる」とあるが、実際には対応が追いついていない制限回数内で講師に質問可能。添削システムも明確
修了後の
サポート
具体的な記述なし翻訳会社の斡旋やトライアル受験の機会などを提供
主な翻訳学校とのサービス内容の比較

「今だけ○○円オフ!」のような期間限定価格で申込を誘導するのも、悪質な商材販売の典型的な手口です。

クリック誘導のアイキャッチ

翻訳学校が提供する講座でも割引が適用されることがありますが、執拗にクリックを誘導するようなことはありません。

外注で作成した既存テキスト丸パクリの教材

なんと、AI翻訳アカデミーでは教材作成や課題の添削を外注しています!

2023年9月に募集開始した当講座ですが、教材作成者や講師を募ったのは講座開講後です。

「講座の体制を整えずして一般提供する」というあり得ない手口ですね・・・

ちび

広告にはどんな教材を使うかが書かれていないね

ぺんさん

悪質な講座にありがちなパターンですね

この件について詳しくは、翻訳者のぶみにゃんごさんが記事にまとめてくださっています。

気になる方はこちらをご覧ください。

ずさんなサポート体制

広告には「講師に直接質問できる」「丁寧な添削を受けられる」といったサポートが明示されています。

しかし、実際には「質問しても回答が返ってこない」というトラブルが続出!

受講生の口コミから、「翻訳スキルを教えるのではなくAI活用方法を教える講座」だというあり得ない事実もわかっています。

受講生の声

主宰の塩貝香織氏とは?

塩貝香織氏の不明瞭な経歴

主宰の塩貝香織氏の肩書きは英語コーチです。

実際に英語学習に関する書籍を出版していますが、情報商材屋のクラウドファンディングを通じたものです。

英語の仕事に携わっていることは事実のようですが、その経歴には多くの疑問があります。

疑問①誇張アピールされている塩貝氏の経歴

運営元のファイブアイズ・イングリッシュのウェブサイトでは、塩貝氏のプロフィールがこのように記載されています。

塩貝香織 経歴

ハーバード大学教育大学院で言語学を研究し、
博士課程を修了された先生から英語を教わる。

株式会社ファイブアイズ・イングリッシュの公式サイトより引用

パッと見ただけだと「ハーバード大学で言語学を学んだ人なんだ!」と思ってしまいませんか?

さらに、塩貝氏は自身が提供する講座の広告で「ハーバード流」という謳い文句を使っています。

「ハーバード卒の先生に師事」というだけで「ハーバード流」と謳っているので、実際に誤解してしまった受講生もいるようです。

ちび

誤解してもらえるように書いている感じ・・・

さらに、自身の実績をクライアントの実名を挙げてアピールしていることも問題です。

多くの企業では実際に従事した業務内容やクライアント名を公表することを禁じているため、秘密保持契約違反になる可能性が高いです。

疑問②情報商材屋がバックについている

塩貝氏には英語コーチとしての経歴があるようですが、バックに情報商材屋が存在します。

これは、過去に話題となった詐欺まがい講座 (在宅翻訳アカデミー) でも同様でした。

このような場合、純粋に翻訳講座を提供するのではなく金儲け目的であることがほとんどです。

「100万円稼げる」といった売り文句だけ提示して、デメリットやサポート体制があやふやになっているのも特徴です。

ぺんさん

返金条件も異常に厳しいようですね

講座受講生の口コミと評判

AI翻訳アカデミーの実体を明らかにするために、講座受講生を対象としたアンケートを実施しました。

実際に講座を受講した人の声から、いかに有益性のない講座であるかがわかります。

受講生に聞いた講座の評判

アンケートはクラウドワークスを経由して独自に実施しました。

アンケートの対象者
  • AI翻訳アカデミーを受講したが、すでに解約した
  • AI翻訳アカデミーを受講し、解約を検討している

約1週間の募集期間で実施しましたが、合計20人の回答を得ることができました。

ここではその一部を紹介します。

ちび

広告には良い口コミしかなかったのに!

ぺんさん

良い口コミだけしか表に出さないんですね

受講生の声を取り上げているブログ

悪質な講座撲滅のために、多くの現役翻訳者がブログで情報を発信しています。

実際に被害者がコメントを書き込んでいるブログもあるので、ぜひ参考にしてください。

提灯ブログ* に要注意!!!

驚いたことに、AI翻訳アカデミーの受講生による提灯ブログが多数登場しています!

「AI翻訳アカデミーは詐欺じゃなかった!」という内容で講座の正当性をアピールし、塩貝氏の講座への無料登録を促しています。

このような広告には十分に注意してください。

*提灯ブログ: 特定の個人や団体の印象が良くなるように意図的に誇張して書かれたブログのこと

AI翻訳アカデミーによる被害にあった場合の対処法

悪質な翻訳講座が続出していることを受け、2023年12月に翻訳関連4団体が注意喚起を出しました。

JAT* の公式サイトで全文を確認できます。

*JAT: Japan Association of Translators (日本翻訳者協会)

翻訳団体がこのような声明を出すことは珍しく、事態の重大さがうかがえます。

また、団体の代表者によって「詐欺まがい講座対策委員会」(クリックするとメーラーが開きます) が設置されました。

ここでは、相談する手順やメリットを解説します。

詐欺まがい講座対策委員会とは?

この委員会は講座の被害者救済のために設置されました。

JATの会員を中心に構成され、被害者の相談対応やディスカッションを実施しています。

委員長の三根さん (@minetsubasa) を中心に、SNSで呼びかけを行っています。

詐欺まがい講座対策委員会で相談できること

こちらのメールアドレス (sagimagai@jat.org) 宛に直接連絡してください。

この委員会では「高額な受講料を支払ったにもかかわらず、翻訳スキルを学べなかった」という人を対象に、以下のようなサポートを行っています。

委員会の特長
  • 返金に応じてもらえるよう「消費者生活センター」などを通じて受講生をサポート
  • AI翻訳アカデミーの具体的な問題点を報告・ディスカッションできる場を提供
  • 匿名で相談できるので、周囲に知らせることなく利用できる
  • 完全無料で相談可能

「家族には言いにくい」「講座側から不利益を被るのではないか?」といった心配は無用です!

専門的なサポートを受けるメリット

  • 個人的に動くよりも適切な手順を踏んで対処できる
  • 消費者サポートセンターなどを通じた対応を受けられる
  • 委員会は講座の悪質さや実体を十分に把握しているため、相談がスムーズ
  • 実際に相談者は返金対応を勝ち取っている

解約&返金の際に、「講座に関する情報を一切開示しない」という誓約書にサインさせられることもあるようです。

違反すると違約金が発生することが記載されているようですが、これを恐れて相談をとどまる必要はありません!

弱者をサポートすることが委員会の目的なので、一人で悩まずに専門家に相談することをおすすめします

AI翻訳アカデミーは悪質!泣き寝入りせずに相談しよう

今回は、塩貝香織氏が主宰する「AI翻訳アカデミー」の実体と被害を受けた受講生向けの対処法を解説しました。

この記事のポイントをまとめると・・・

  • AI翻訳アカデミーの講座内容やサポート体制に虚偽がある
  • AIの活用方法は学べても翻訳スキルは習得できない
  • 塩貝香織氏には情報商材屋とのコネクションがある
  • 翻訳団体が提供する被害者救済制度を活用すべき
  • 翻訳を学ぶなら実績&権威性が証明された翻訳学校の講座を選ぼう

正当な翻訳講座であれば、運営元のウェブサイトにすべての内容が開示されています。

詐欺的な講座に騙されないように、価格・学習内容・サポート体制などは必ず事前に確認しましょう。

「翻訳の勉強を始めたけどお金を取られて終わった」ということにならないように、おかしいと思ったらすぐに対策委員会に相談することをおすすめします。

私が1年間受講した翻訳講座もぜひ参考にしてください。

詐欺まがい講座に要注意のアイキャッチ

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